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 スペインの裁判所は23日、国際通貨基金(IMF)のラト元専務理事に対し、横領罪で禁錮4年半の有罪判決を言い渡した。地元メディアが伝えた。

 スペインの大手銀行バンキアや前身の貯蓄銀行を舞台にした横領事件で、ラト氏をはじめ60人超の経営陣や幹部が計1200万ユーロ(約14億3千万円)を使い込んだとされる。AFP通信によると、「闇カード」と言われるクレジットカードで、スーパーでの日々の買い物や旅行、ディスコでのパーティーといった私的な出費に銀行のお金が使われたという。

 ラト氏は2007年にIMF専務理事を退いた後、バンキアの経営を担った。同行は、ユーロ危機のさなかに経営危機に陥って公的資金の注入を受けており、横領事件は国民の強い批判を浴びた。(パリ=青田秀樹)

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