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 「高島易断(えきだん)」の名称を使って占いなどを行っていた会社の元代表の男性(60)=静岡市=と、占師の男性(40)=山形市=がそれぞれ、名古屋と仙台の国税局から税務調査を受け、2015年までの7年間で計約2億円の所得隠しを指摘されたことが分かった。2人は顧客から祈禱(きとう)料などとして得た所得を申告していなかったという。追徴課税は重加算税を含め、計約9千万円に上るとされる。

 高島易断は、明治時代の実業家で占師だった高島嘉右衛門(かえもん=呑象〈どんしょう〉)が研究した占い。流派やグループはなく、誰でも名乗ることができる。そのため、「高島易断」という名称の団体や占師は全国に多数存在する。元代表は、06年まで高島易断の他の団体で占師をした後、独立したという。

 関係者によると、元代表は15年までの7年間、全国のホテルなどで「高島易断、運命鑑定」の出張相談を開催。所属する占師十数人から利益の2~4割を納めさせ、所得約8千万円を隠した。隠した所得は元代表の会社の事業資金などに貸し付けていたとみられる。元代表は取材に「当局の指摘に応じ、修正申告をした」と答えた。

 一方、この十数人のうちの1人…

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