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 陸上の日本選手権クロスカントリー競走(朝日新聞社など後援)は25日、福岡・海の中道海浜公園であり、男子(12キロ)は東海大1年の鬼塚翔太が、東遊馬(九電工)との最後のスパート勝負を制し、東と同タイムながら36分7秒で初優勝した。女子(8キロ)は、社会人1年目の19歳、一山麻緒(ワコール)が残り1キロを切ってから抜け出し、26分46秒で制した。

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男子 ①鬼塚翔太(東海大)36分7秒②東(九電工)36分7秒③山口(愛三工業)36分15秒

女子 ①一山麻緒(ワコール)26分46秒②堀(パナソニック)26分49秒③木村(ユニバーサルエンターテインメント)26分56秒

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■鬼塚、計算通り

 大接戦を胸の差で制した男子の鬼塚は「きつかったので、(早めに飛び出さず)最後の勝負に備えた」と計算通りという口ぶり。福岡・大牟田高出身で、正月の箱根駅伝では1区で2位と好走。その後も2月の唐津10マイルで優勝するなど好調だ。「箱根の後、トラックに向けたスピード練習がうまくいっている」。世界クロカンは出場を辞退し、26日に米国に出発。米オレゴン大で約1カ月の合宿に入る。春からのトラックシーズンでひと暴れを狙う。

■一山、夢つかみ大喜び

 女子を制した一山は「日の丸をつけるのが中学生からのあこがれでした」と世界クロカン出場も決めて大喜び。鹿児島・出水中央高を出て1年目。高校時代は無名だったが、ワコールで急成長。昨年11月の全日本実業団女子駅伝では1区で区間新をマークした。チームの先輩、福士加代子にならって「もっとスピードをつけてからマラソンに挑戦したい」と声を弾ませた。

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