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 和歌山の忍者を身近に感じることのできるイベント「忍(に)×忍(にん)が忍(しのび)大集合!」が26日、和歌山城であった。和歌山城のバリアフリー化などを目指している市民団体「城プロジェクト」(和歌山市一番丁)が、2月22日の「忍者の日」に合わせ、22日に近い日曜日に開催した。

 黒の忍者衣装を身につけ、黒の鉢巻きをまいた親子連れら約200人が参加。紀州藩士の名取三十郎が記した忍術書「正忍記」にある石筆(せきひつ)や鉤縄(かぎなわ)などの「忍び六具」を集めるスタンプラリーに挑んだ。

 ふだん観光案内をしている「おもてなし忍者」と名取三十郎が綱引きで対決するという企画もあり、スタンプを集め終えた参加者は「助っ人忍者」としてそれぞれのチームに分かれ、綱引きを楽しんだ。奈良県広陵町から来た小学2年の小山航輝君(8)は「忍者の衣装が着られてうれしい。スタンプを全部集められて良かった」と笑顔。「正忍記を読む会」の福田光男会長(64)は「伊賀や甲賀だけでなく、和歌山にも忍者がいたということに誇りをもってもらいたい」と話していた。

 城プロジェクト(080・1437・4171)は土、日曜、祝日の午前11時~午後3時、和歌山城で忍者衣装の貸し出しなどをしている。無料。(金子和史)