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■ラグビー普及に取り組む:大西将太郎さん(38)

 2年後に国内で開かれるラグビーワールドカップ(W杯)。大阪・啓光学園高(現・常翔啓光学園高)時代に活躍したラグビーの聖地、花園でも世界レベルのプレーを見ることができそうだ。「W杯が終わっても、人気を維持していかなければならない」

 2007年フランスW杯に出場するなど代表キャップ数(主要国際試合の出場数)は33。戦術眼に優れたバックスとして知られ、キッカーとしても名をはせた。昨年1月に現役引退後はよしもとクリエイティブ・エージェンシーと契約しながらテレビやイベントでラグビーの面白さを伝える。「関西人ですから。幼いころから新喜劇にはなじみがありました」

 テレビ番組やショッピングモールで行われるイベントに出演し、芸人との軽妙なトークで大舞台の経験を伝える。さらに、的に向かって楕円(だえん)球を放るゲームを通じて、一人でも多くの子どもにボールに触れてもらい、楽しさを味わって欲しいと願う。

 今、経営者を対象としたセミナーやスポーツ関連の講演会に足を運ぶ。専門サイトにコラムも執筆中だ。「これまで会わなかった人に会い、してこなかったことをする。それがラグビーを外へ発信する力につながり、自分の人間性も高めると思う」

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〈略歴〉 大阪府東大阪市出身。現役時代はワールド、近鉄、ヤマハ発動機などでもプレー。2007年W杯カナダ戦では終盤の同点ゴールで日本の連敗を13で止めた。

■記者から

 故平尾誠二さんと同じ大学の出身。影響を受けているそうだ。視野の広いラグビー伝道者に!(文・有田憲一 写真・伊藤菜々子)

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