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■南十字星の下で

 3月4日、シドニーで「マルディグラ・パレード」がにぎやかに開催された。毎年2月末から3月初旬まで行われる性的少数者の祭典「ゲイ・アンド・レズビアン・マルディグラ」を締めくくる行事だ。今年で39回目を迎え、すっかりシドニー名物の一つとして定着した。

 世界各地で似たようなマルディグラのパレードがあっても、シドニーのそれはかなり多様だと思う。国軍兵士や警察官、消防隊やライフガード、大手労働組合まで参加するのは珍しいのではないだろうか。

 老いも若きもあらゆる人々が集まり、オックスフォードストリートなどを踊りながら練り歩くのだ。華やかで楽しいので、内外からの見物人も殺到する。シドニー中心部では、すでに夕方からパレードが通る道へ向けて、何万もの人々が歩いていた。

 私も午後7時すぎ、参加者たちの集合場所になっているハイドパークへ行ったところ、大変な騒ぎだった。性的少数者のシンボルであるレインボー旗があふれ、リオのカーニバルかと思うような派手なコスチュームやメイクでポーズを取る参加者も。

 主催者によると、午後7時半から午後11時すぎまで続いた今年のパレードには1万2千人以上が参加し、185台の山車が出た。集まった観衆は20万人以上だったが、約30万人が見学して「近年最大規模」と言われた昨年と比べ、かなり減ったことになる。

 これには理由があって、昨年は非常に珍しく晴れたが、今年は雨だったのだ。しかも、朝から断続的にかなりの大雨が降った。シドニーっ子の知人によると、「マルディグラ・パレードの日は必ず雨が降るというジンクスがある。でも、雨にぬれながら踊って騒ぐのが楽しい」のだとか。

 客観的にいえば、シドニーは暦…

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