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 月末の金曜日は午後3時で早上がりして就業時間を減らして、消費も盛り上げようとする「プレミアムフライデー」が31日、2回目を迎えた。小売りや旅行業界がセールやイベントを行ったが早帰りできる人は少なく、効果は限定的だとの声もある。

 3月は花見シーズンに合わせたイベントが目立ち、東武鉄道は展望車で夜桜を見ながら飲食を楽しむツアーを実施。松坂屋上野店では、上野公園での花見客向けにクーポンの配布や、1万円以上の食品の買い物でスパークリングワインをもらえるフェアを開いた。また、西武百貨店池袋本店は関連イベントを1週間早い24日に開催。「年度末は忙しいという声があり前倒しした」という。

 日本百貨店協会によると、1回目のプレミアムフライデーの2月24日は、都市部の店舗で売上高が前年同月比10%以上伸びたところもあった。だが、「地方では目立った効果は見られなかった」(担当者)。日本フードサービス協会によると、居酒屋で売り上げ増の効果があったのは都心部が多かったという。

 プレミアムフライデー推進協議会事務局が、2月にインターネットで約2千人に行った調査では、通常より早く帰れた人は17%にとどまった。調査会社インテージのネット調査では3・7%だった。