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 つがる市稲垣町の麦畑で見つかった大きな穴には隕石(いんせき)が埋まっているのか――畑の所有者の男性が31日、穴を掘り起こした。2時間半に及んだ作業を地元住民ら約20人が見守った。

 穴は3月13日に見つかり「隕石の衝突でできた可能性があるのでは」と話題になっていた。地球に衝突する可能性のある小惑星や彗星(すいせい)を研究するNPO法人「日本スペースガード協会」(東京都)の浅見敦夫副理事長は、この日作業の前に穴を視察し「2007年にペルーで見つかった隕石の穴と似ている」と話していた。

 作業は午前9時半に始まった。穴にたまっていた水を抜き、重機やスコップを使って、最も深いと思われる場所まで、2メートル以上掘り進めた。掘り起こした土の中を丁寧に確かめたが、隕石のようなものは出てこなかった。畑の所有者の会社経営小田桐賢一さん(48)は「残念だが、これからはここでおいしい麦を作ります」と話した。