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 全国農業協同組合連合会(全農)は月内にも、回転ずし最大手のあきんどスシロー(大阪府吹田市)を傘下に持つスシローグローバルホールディングス(HD)に最大40億円を出資する。全農は昨年の農業改革の議論で、生産者の収益を増やすため、卸を通さない直接販売を拡大するよう求められており、今回の出資もその一環に位置づける。

 スシローグループが国内455店で使う年約2万トンのコメはすべて全農が納入している。全農はグループとの関係を強化することで、現在7店ある韓国を皮切りに、スシローが今後計画する海外出店などに併せて販売拡大を目指す。

 全農は、現在4割ほどのコメの直接販売を、2024年度には9割に引き上げることを検討している。

 スシローは09年、投資ファンドによる株式公開買い付け(TOB)を経て上場廃止になっていたが、3月30日に東京証券取引所に株式を再上場することが決まっている。