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 国内最大級の産業廃棄物不法投棄事件があった瀬戸内海の豊島(てしま、香川県土庄〈とのしょう〉町)で、島から産廃を搬出する期限が今月末に迫っている。期限は、県と島の住民が17年前に合意した公害調停で定めたものだが、当初、50万トンと推定された産廃と周辺の汚染土壌は、地中から次々に産廃が見つかり、91万1千トンに増加。搬出完了は期限ぎりぎりの今月28日の予定だ。

■「こんなに増えるとは…」

 2月28日、大山智・県環境森林部長は記者会見で「こんなに増えると思っていなかった」と話した。2月12日に残る産廃の量を測り直したところ、想定よりも密度が高く、1月時点の推定からさらに約7千トン多くなるとわかったからだ。

 1980年代に進んだ豊島への産廃の不法投棄は、90年に兵庫県警が業者を強制捜査するまで続いた。問題を放置してきた香川県に対し、豊島の住民は中坊公平・元日弁連会長(故人)を弁護団長にして公害調停で争った。2000年に合意した調停条項では、16年度末までに県が産廃を島から撤去することが定められた。

 調停成立当時、産廃と周辺の汚…

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