[PR]

 三井住友フィナンシャルグループ(FG)とりそなホールディングス(HD)は3日、関西の地方銀行3行を2018年4月ごろをめどに経営統合することで基本合意したと発表した。共同持ち株会社をつくり、東京証券取引所に上場させる方針。統合後は総資産で11兆6千億円を超え、全国6位、関西地区では最大規模の地銀グループになる。

 3行は、三井住友FG傘下の関西アーバン銀行(大阪市)とみなと銀行(神戸市)、りそなHD傘下の近畿大阪銀行(大阪市)。三井住友FGとりそなHDは今年9月末ごろの最終合意を目指しており、それまでに関西アーバンと近畿大阪を先に合併させるかどうかを決める方針だ。

 持ち株会社はりそなHDが株式の50%超を握って主導する。三井住友FGは一定の株式を持つことで、持ち分法適用会社とする。

     ◇

■関西の新しい地銀グループは全国6位の規模になる

※現在の総資産の順位で、単位は兆円。2016年9月末時点。FGはフィナンシャルグループ

順位   社名                       総資産

1 コンコルディアFG(横浜銀+東日本銀、東京都中央区) 18.44

2 ふくおかFG(福岡銀など、福岡市)          17.57

3 めぶきFG(常陽銀+足利銀、水戸市、宇都宮市)    15.52

4 千葉銀行(千葉市)                  13.55

5 ほくほくFG(北陸銀+北海道銀、富山市)       11.94

  近畿大阪銀行+関西アーバン銀行+みなと銀行      11.61

6 静岡銀行(静岡市)                  11.15

7 山口FG(山口銀など、山口県下関市)         10.16

8 西日本シティ銀行(福岡市)               9.38

9 九州FG(肥後銀+鹿児島銀、熊本市、鹿児島市)     9.37

     ◇

 〈関西アーバン銀行〉 1922年創立の第二地方銀行で、本店は大阪市。住友銀行(現・三井住友銀行)系列だった関西銀行と、幸福銀行の営業譲渡を受けた関西さわやか銀行が2004年、合併して発足。10年にびわこ銀行と合併した。大阪、滋賀などに155店舗。連結総資産は4兆5187億円で、従業員数2698人(16年9月末)。

 〈みなと銀行〉 1949年設立の第二地方銀行で、本店は神戸市。阪神相互銀行が前身。後に阪神銀行となり、99年にみどり銀行と合併して、みなと銀行に。翌年、さくら銀行(現・三井住友銀行)の連結子会社になった。兵庫県が地盤で店舗数は計105。連結総資産は3兆5103億円で、従業員数2501人(16年9月末)。

 〈近畿大阪銀行〉 大阪市が本店の地方銀行。2000年、近畿銀行と大阪銀行が合併して発足。01年に大和銀行などとつくった持ち株会社「大和銀ホールディングス(HD)」(現・りそなHD)の傘下に入った。16年3月末時点で大阪を中心に計120店舗あり、従業員数2127人。連結総資産は16年9月末時点で3兆5809億円。