ベトナムを訪問中の天皇、皇后両陛下は2日夜、ハノイで開かれた大使夫妻主催の歓迎会で「結合双生児」として生まれたグエン・ドクさん(36)夫妻、ベトナムで口に障害がある子らに無償で手術を続けてきた日本口唇(こうしん)口蓋裂(こうがいれつ)協会の常務理事・夏目長門さん(60)らと懇談した。

 ドクさんはベトナム戦争で米軍が散布した枯れ葉剤の影響で、体がくっついた状態で生まれた兄弟「ベトちゃん・ドクちゃん」の弟の方。1986年に日本で治療を受け、88年に両国の医師が協力してベトナムで分離手術に成功。兄のベトさんは2007年に亡くなった。

 歓迎会では天皇陛下と握手し、笑顔で言葉を交わした。天皇陛下は「ベトさんが亡くなったことは残念なことでした。しかし、ドクさんがこうして元気にされていることをうれしく思います」と話した。皇后さまは「お元気でいらっしゃることをみんなどれだけ喜ぶでしょう」と声をかけた。

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