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 前立腺がんの治療などに用いられる「HIFU(ハイフ)(高密度焦点式超音波)」の技術を使う施術をエステサロンで受け、やけどを負うなどのトラブルが多発している。本来は医師のみ施術が認められており、国民生活センターは「医師以外からの施術は違法の恐れがあり危険。絶対に受けないで」と呼びかけている。

 HIFUは、高密度の超音波で肌を傷つけずに体の特定部位を加熱する技術。前立腺肥大や子宮筋腫の治療などに使われている。近年、痩身(そうしん)やリフトアップなどの美容医療でも用いられるようになったが、医師資格がないエステティシャンが1回数千円程度の料金で施術する店も出てきている。

 同センターによると、医師以外の施術によるトラブル相談は2013年度から寄せられ、今年2月までに計約30件。そのうち約20件でやけどや顔の神経損傷などのけがを負っていた。

 愛知県の30代の女性は、「脂肪を溶かす」という施術をエステサロンで受けた後、顔の左半分がやけどで腫れ、水ぶくれができた。病院で治療したが傷が残り「これ以上改善しない」と言われたという。

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