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 国土交通相の許可を受けずにドローンを禁止区域で飛ばしたとして、福岡県警は3日、北九州市戸畑区西大谷1丁目の会社員塩川貢志容疑者(58)を航空法違反の疑いで逮捕し、発表した。ドローンの無許可飛行容疑での逮捕は全国初。

 八幡東署によると、塩川容疑者は昨年8月21日午後6時半ごろ、国交省がドローンの飛行禁止区域に定める同市小倉北区西港町の上空で、許可を得ずにドローン(26センチ四方、1・2キロ)を飛ばした疑いがある。

 昨年10月、同市八幡東区の林でギンナン取りに来た近くの男性が墜落したドローンを見つけ、署に拾得物として届けた。搭載されていたマイクロSDカードに記録された映像に、禁止区域の風景や、ドローンを操縦する塩川容疑者が映っていたという。

 塩川容疑者は今年1月、ドローンをなくしたと署に届け出た。任意の聴取に1度は応じたが、その後出頭しなくなったため、逮捕に踏み切った、と署は説明している。逮捕後は「ドローンを飛ばしたのは間違いありません」と容疑を認めているという。