4日、ベトナム・フエのファン・ボイ・チャウ記念館で、天皇、皇后両陛下とチャウの孫にあたるファン・ティウ・キャットさん(72)が懇談。終了後、報道陣にキャットさんが語った内容は次の通り。

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 非常にうれしい。祖父はベトナム独立の夢を抱き、日本にやってきた。(日本での滞在は)厳しいものだったが、ベトナム独立の基礎を作る重要なものであり、現在のベトナムと日本の関係がこのように深くなる基礎となった。日本の最高レベルが(祖父に)関心を持ってくれたことに、私の家族は敬意を持っている。

 私の祖父が日本の最高レベルに認知されたことは、ベトナムの人々にも認知されるだろう。祖父がベトナムに戻ってきたとき、彼は、自分の仕事のすべては失敗したと悲しんでいた。しかしその失敗はすべての人々に教訓をもたらしており、今や東遊(ドンズー)運動は成功したといえる。天皇陛下が私の祖父のことを理解してくれたことを非常に幸せに思う。私の祖父や、多くの日本人は、このような日が来ることを予期しなかっただろう。