[PR]

 彦根市のスーパー平和堂(同市西今町)は創業60周年を記念し、創業者の夏原平次郎氏(1919~2010)の名を冠した純米大吟醸「平次郎」を開発した。23日から傘下の149店舗で発売する。大の日本酒党で「商売をしていなければ造り酒屋をやりたかった」という創業者の果たせなかった夢を実現した。

 平次郎氏は河瀬村犬方(現彦根市犬方町)の農家に生まれ、1957年に彦根市の銀座商店街で「靴とカバンの店・平和堂」を創業。一代で県内外にまたがるチェーンを築き上げた。

 長男の夏原平和社長(72)は「一晩で一升は平気だった。会社の慰安旅行では当時200人近い社員全員についで回っていた」と振り返る。ただ「酒で崩れるやつはあかん」が口癖で酔って絡む相手には厳しかった。一杯引っかけて出店交渉に臨むこともあったが、決して乱れなかったという。

 今回は、平次郎氏が好んだ蔵の…

有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。

初月無料につき月初のお申し込みがお得

980円で月300本まで読めるシンプルコースはこちら