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 安倍晋三首相の妻昭恵氏が2014年12月に大阪市の学校法人「森友学園」の幼稚園で行った講演に政府職員が同行していたことが、政府が7日に閣議決定した答弁書で明らかになった。これまでの国会審議では、昭恵氏が15年9月に学園の幼稚園で講演した際の職員同行が確認されている。

 民進党の辻元清美衆院議員の質問主意書に対する答弁書によると、14年12月6日と15年9月5日の2回の講演に職員が同行した。公用車は使用していないという。昭恵氏の15年9月5日の講演や、学園が新設予定の小学校の名誉校長就任をめぐる経緯などについては、「特定の個人が行った私的な行為に関するものであり、政府としてお答えする立場にない」とした。

 また、民進党の逢坂誠二衆院議員への答弁書では、教育勅語を学校や幼稚園で活用することが教育基本法や学校教育法に違反するかどうかについて、「個別具体的な状況に即して判断されるべきものであり、一概にお答えすることは困難だ」とした。学園の幼稚園では、子どもたちに教育勅語を素読させていることが問題になっている。