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■特派員リポート 小林哲(アメリカ総局員)

 米カーネギーメロン大の開発した人工知能(AI)がポーカーの対決でトッププロ4人を破った。ポーカーはお互いの手札が見えず、勝利するには相手の手の内を読み、裏をかく高度な戦術が求められる。その分、プロをしのぐAIの開発は、囲碁や将棋より時間がかかるとみられてきた。ペンシルベニア州ピッツバーグのカジノで開かれた対戦は紙面(http://www.asahi.com/articles/ASK1Y5674K1YUHBI00L.html)でも紹介したが、白熱した現場の様子を詳しく報告したい。

 「チェスや囲碁のチャンピオンに勝った時より画期的だ」。カーネギーメロン大のサンドホルム教授は記者会見で胸を張った。プロ4人との20日間の対戦で176万ドル(約2億円)のチップを稼いだAI「リブラトゥス」を開発した。

 1月にピッツバーグの「リバースカジノ」で開かれた対戦は、米国のカジノで人気のポーカー「テキサスホールデム」のルールで行われ、プロ4人が20日間、毎日8時間以上にわたる勝負を繰り返した。プロはいずれも、全米各地で開かれるポーカー大会やネットポーカーで多額の賞金を稼ぐ実力者たち。それぞれ2台のモニターに向かい、同時に2局の対戦を続けた。1戦ごとの勝敗は、配られた手札の組み合わせや運にも左右されるため、実力差を見極めるために数多くの対戦を繰り返す。4人による対戦は計12万回に達し、その様子はネット中継された。

 序盤は接戦が続いた。ところが、1週間たったあたりからリブラトゥスが強さを見せ始めた。

 プロの中で最も負けが少なかっ…

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