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 文化庁は8日、東日本大震災や熊本地震で被災した文化財の修復や復旧の支援のために多額の寄付をした作家の京極夏彦さんら10の個人・団体に、宮田亮平長官の感謝状を贈った。

 東日本大震災から間もなく6年になるが、寄付を受け付けている文化財保護・芸術研究助成財団(東京)の担当者は「発生してすぐは企業などから多くの寄付があったが、最近は少なくなり支援は細々としている」という。

 京極さんは、2012年から、電子書籍の売り上げの一部を、古文書など紙の文化財の修復に充ててもらおうと寄付を続けている。京極さんは「災害が起きた時だけではなく、続けていくことが大事。元どおりになるまで、寄付は続けていきたい」と話した。(藤井裕介)