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 北京で開会中の中国の全国人民代表大会(全人代)で、習近平(シーチンピン)指導部が大気汚染対策を懸命にアピールしている。9日には環境問題を担当する大臣が記者会見し、改善が進んでいることを強調。全人代の開会中は青空が広がっているが、目標達成には遠く、市民の不安は解消されていない。

 9日午後、全人代のメディアセンターで記者会見に臨んだ陳吉寧(チェンチーニン)・環境保護相。国内外から集まった約300人の報道陣を前に、国内各地で微小粒子状物質PM2・5の濃度が以前より下がっているとするデータを数字を並べながら読み上げ、胸を張った。

 環境保護省は全人代を控えた2月から、北京市や山東省など大気汚染が問題となっている地域の査察を始めた。北京に隣接する河北省には陳氏自らが出向き、汚染物質の排出工場をまわって対策漏れを指摘するなど、指導を行っている。

 実際、3月に入って北京では連日、澄んだ青空の天気が続く。汚染物質を含んだ大気を流動させる風が吹くなど、気象条件も影響しているとみられるが、陳氏は会見で、「私たちは大気汚染対策に自信を持っている」と成果を誇った。

 中国政府は昨年公表した5カ年計画で、「都市部の空気のきれいな日の割合を80%以上にする」という目標を掲げた。同省によると、昨年のその日数の割合は、中国全体の平均で78・8%で前年より2・1ポイント改善した。ただ、北京は54・1%(前年比3・1ポイント増)で、目標達成はまだ遠い。

 汚染の目立つ冬場の課題は石炭…

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