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 違法な低賃金や長時間労働などを訴える外国人技能実習生を支援してきた愛知県労働組合総連合(愛労連)議長の榑松佐一さん(61)が「外国人実習生『SNS相談室』より」を出版した。言葉の壁を越え、問題をどう解決してきたのかを具体的に紹介。「各地の支援活動の手がかりになれば」と話す。

 技能実習制度は途上国の人に日本の技能を習得してもらう目的とは裏腹に、安価な労働力の確保の手段として機能してきた面がある。本の中でも、「実習」の過酷な実態を多く紹介した。副題は「ニッポン最暗黒労働事情」だ。

 県内の電子部品メーカーの寮で、1部屋に5人が押し込まれたフィリピン人女性。個人スペースは2段ベッドの上だけだが、月に4万円を給料から引かれた。岐阜県の縫製工場のベトナム人女性は、同県の最低賃金(当時754円)を大幅に下回る時給400円で残業を強いられた。

 「以前は言葉の壁があり、大変…

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