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 福岡県久留米市は9日、市内の事業所の給食施設で1月下旬にノロウイルスによる集団食中毒が発生していたと発表した。1~2月に和歌山や東京の幼稚園や小学校などで発生した集団食中毒でノロウイルスが検出された焼きのりを作っていた大阪市の食品会社ののりが使用されており、市は同じ製品が原因となった可能性が高いとみている。

 市保健所によると、事業所の給食施設で1月25日昼ごろに食事をした従業員の男性39人(19~52歳)が嘔吐(おうと)や下痢などの症状を訴え、患者や調理従事者からノロウイルスが確認された。症状は軽く、いずれも数日間で回復した。

 市保健所が調査したところ、東京や和歌山などの集団食中毒でノロウイルスが検出された大阪市の食品会社が製造した「キザミのり」を使用していた。賞味期限も同じで、久留米の患者のノロウイルスの遺伝子の型は、東京都などが検出したものと一致したという。

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>

http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(市川雄輝)