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 韓国の朴槿恵(パククネ)大統領は、任期途中で罷免(ひめん)されたため、退任後に受ける各種の恩恵も受けられなくなった。

 韓国の「元職大統領礼遇関係法」によれば、大統領経験者は退任後、給与の95%を受け取るほか、秘書官3人と運転手1人が配置される。大統領を顕彰する記念事業などの支援も受けられる。韓国メディアによれば、月給は約1200万ウォン(約120万円)になる。

 朴氏は罷免により、こうした礼遇を受けることができなくなった。大統領職を退いたため、検察当局が立件した収賄罪や職権乱用罪などでの訴追も進められる見通しだ。

 朴氏は10日にも大統領府(青瓦台)を離れ、1990年から大統領就任時まで住んだソウル市南部の自宅に戻る見通し。基本的に今後、5~10年間は周辺警備のための要員配置は認められる。(ソウル=牧野愛博)