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 南スーダンを訪問していた柴山昌彦首相補佐官が11日夜、帰国し、国連平和維持活動(PKO)に参加している自衛隊施設部隊の撤収方針をめぐり、「首都ジュバは比較的落ち着いている」と述べ、治安悪化を理由とした撤収ではないと強調した。成田空港で記者団に語った。

 柴山氏は「(ジュバの)治安は昨年の秋よりも、さらに落ち着きを取り戻している」と説明。「撤収せざるをえないような、治安情勢の悪化が発生したとは客観的にも認められない」と語った。一方で「南スーダン全般としての治安情勢は現在も厳しい」と話した。

 柴山氏によると、キール大統領からはこれまでのインフラ整備などへの感謝の意が示されたという。撤収方針を初めて知らされた自衛隊員については、「身じろぎ一つすることなく、熱心に私の話に耳を傾けてくれた。驚いた様子はなかった」と述べた。