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 大相撲春場所で十両に昇進した富山市呉羽町出身の朝乃山(23)=東十両12枚目、本名・石橋広暉、高砂部屋=が初日の12日、北磻磨(きたはりま)(西十両11枚目、山響部屋)を押し出しで下し、白星スタートを果たした。県出身の関取(十両以上)は、1997年に引退した元関脇琴ケ梅以来20年ぶりだった。取組後、朝乃山は「県民の方からの応援がたくさんあったと思うので、勝てて良かった。明日からも気を引き締めていきたい」と語った。今場所の目標はまず勝ち越しという。

 稽古で常に心がけている「前に出る相撲」ができた。朝乃山はまわしを取れなかったが、身長189センチ、体重159キロの体格を生かし、幕内経験がある北磻磨の鋭い突き押しにも引かず、左のおっつけで逆襲。相手が引いたのに乗じて前に出て、土俵下まで押し出した。「引かずに前に出られた」と自身の持ち味が出た相撲を振り返った。

 朝乃山は富山商、近畿大と進み、大学時代に全日本選手権3位の実績を上げて角界入り。昨年3月の春場所に三段目最下位格付け出しで初土俵。1月の初場所は、7戦全勝で幕下優勝し、十両に昇進した。昇進を機に、富山商相撲部時代の恩師の名前にちなみ、しこ名を「石橋」から「朝乃山英樹」に改めた。

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