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 白血病の20歳の女性が書いた「ひととき」が、小学3年生の授業で取り上げられました。重い病気だけど幸せで、「自分に何かあった時」のことを家族と率直に語り合っている――。そんな日々をつづった女性に、子どもたちからメッセージが届きました。

 ひとときに投稿したのは千葉県船橋市の金澤里菜さん(20)。「未来ノートは生きる力」は2月14日付で掲載された。15歳で発症。入退院を繰り返し、1年前に「いつ何があってもおかしくない」と主治医から告げられた。

 今は右目の視力が落ち、長い移動に車いすを使うことも。そんななかで、家族全員が思いや実現したいことなどを書き込む「未来ノート」のことを書いた。

 赤い表紙で、今年1月から書き始めた。「いつも食卓に置いてあって、妹と『揚げ出し豆腐食べたい』なんて書きます」。ただ、金澤さんは「不在になった時にしてほしいこと」も記す。大切な物の扱い、お墓のこと……。

 投稿を読んだ水戸市立双葉台小の堀口正子教諭(54)は、担当する3年1組の道徳の授業で採り上げたいと思った。命を考える教材になると直感したという。「9歳児に理解できるのか不安もありました」

 掲載から2日後。授業で全文を読み上げ、「このお姉さんはどんな人?」と問うた。「女の人!」「20歳!」。次々と声があがる。「重い病気なのに『幸せ』って言えるのはなぜ?」と尋ねると、「家族と一緒に過ごせているから」「自分がどうしてほしいかを伝えられている」。

 「未来ノートとは?」との質問には、女子の一人が「楽しい話も悲しい話も真剣に逃げずに話せるノート。心配をかけてしまうと思うと悲しい話が言えないし……」。

 3年生のほかの3クラスでも授…

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