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 IT大手のディー・エヌ・エー(DeNA)が、ネット上で専門的な知識に基づかない医療情報などを流していた問題で、第三者委員会の報告書が13日、公表された。同社は内部マニュアルで具体的な記事の「書き換え」を指南。ブログなどを勝手に使われた可能性がある人たちは厳しい視線を向ける。

 「不十分ないし不適切な内容を含んでいた」。第三者委の報告書は、DeNAが運営するサイトの記事作成のためのマニュアルについてこう指摘した。

 報告書によると、医療・健康情報を集めたサイト「WELQ(ウェルク)」(現在は非公開)では、「クラウドソーシング」と呼ばれる仕事仲介サイトなどを使って採用されたライター496人(昨年11月末時点)が、多くの記事を書いていた。

 マニュアルは「他サイトのコピペ(切り貼り)は著作権法に触れるため、厳禁です」と明記。一方で「複数意見を寄せ集めれば『どこを参考にしたかすぐ分かる』状態ではなくなり、独自性の高い記事になります」と説明していた。

 「加齢によって=年を重ねることによって」「摩耗し=削られて薄くなっていき」など具体的な書き換え方も例示。第三者委は「理解が不十分なままでの記事の作成を誘発し、法令違反を含む内容の記事が作成・公開されるに至った可能性は否定できない」とした。

 DeNAの守安功社長は13日の会見で「マニュアルを見て、(コピペを)推奨すると感じる人もいた。そのようなマニュアルをつくってしまったことが問題で、チェックするべきであったと反省している」と述べた。

 報告書によると、マニュアルは、サイト利用者数を増やすため、効率的に記事を量産する目的で作られていた。記事の本数が増えれば広告収入につながる。ウェルクでは2015年10月に約1千本だった月間の目標記事数は、翌月1800本に。16年8月ごろには4千本前後に設定されていたという。(田玉恵美、津田六平)

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