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 福岡市博多区の安部整形外科で2013年10月、入院患者ら10人が死亡した火災で、福岡地検は14日、業務上過失致死傷容疑で書類送検された男性院長(49)を不起訴(嫌疑不十分)にした。福岡県警は送検時、起訴を求める「厳重処分」の意見を付けていたが、地検は「起訴に足りる証拠がなかった」と判断した。

 福岡県警によると、13年10月11日未明、鉄筋コンクリート4階建ての1階から出火。1、2階にいた入院患者8人と、3階に住んでいた元院長夫妻の計10人が死亡し、入院患者ら5人が負傷した。

 県警は、防火扉の一部が作動しないようになっていたために、煙が一気に充満して被害を拡大させたと判断。扉の不備を放置し、避難訓練などもしていなかったとして、院長を15年2月に書類送検した。

 だが地検は、実験の結果などから、扉が仮に機能していたとしても「煙の回りが早く、患者を避難させることはできず、結果を回避できなかった」とし、過失は問えないと結論づけた。

 火災原因は、電源プラグにほこりなどがたまって発火する「トラッキング現象」による失火という。

 不起訴処分を受け、院長は14日、「(火災は)今も私の中に深く大きな悔恨と悲しみを刻みつけています。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」などとするコメントを出した。

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