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 岐阜・長野県境の乗鞍岳(3026メートル)が、過去500年以内に噴火していたとみられることが分かった。地元自治体や国の機関などで構成する乗鞍岳火山防災協議会(会長=菅谷昭・長野県松本市長)が14日、岐阜県高山市での会合で明らかにした。

 活火山の乗鞍岳は気象庁の常時観測火山の一つだが、文献上の噴火記録が乏しく、過去の火山活動がよく分かっていなかった。噴火を想定した火山ハザードマップ作製のため、協議会が山頂を中心に142カ所で火山灰層の年代測定調査をしたところ、この1万年以内に少なくとも11回噴火した痕跡があった。最新のものが過去500年以内だったという。