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 携帯充電できます――。こんな誘い文句で女子高生らに声をかけ、接客サービスをさせる「JK(女子高生)ビジネス」の勧誘実態が14日、政府の専門調査会による報告書でわかった。無料で食事や宿泊場所を提供したり、既に働いている少女に友人を誘わせたりするなど、抵抗感を弱めて誘い込む手口が多かった。

 調査は昨年6月から12月にかけて民間の支援団体などにヒアリングで実施。「無料休憩コーナーあります」「お茶、お菓子あります」などと呼びかけるケースもあった。被害者の背景には、家庭や学校に居場所がない▽経済的に苦しい▽発達障害などの障害がある――という傾向がみられると分析。こうした少女らをスカウトとして雇い、同じような境遇にある少女を勧誘させていた実態も明らかになった。

 専門調査会は被害の防止策として、取り締まりの徹底や学校などでの防犯教育の推進などを提言した。(伊藤舞虹)