【動画】兵庫県明石市は子午線のまち=長野佑介撮影
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 日本標準時の子午線が通る12市はそれぞれ、特色ある取り組みをしている。12市をめぐるユニークな旅を続けている神戸大助教の吉野健一さん(53)=神戸市=が言うように、「子午線のまち」を誇りとする住民の方たちの取り組みは「文化」だ。

 兵庫県豊岡市の一風変わった看板もその一つ。

 2月末の日曜日、但東町栗尾の国道426号を走ると、その看板が目に入った。卵かけご飯専門の人気店として知られる「但熊(たんくま)」のそばにある高さ3・2メートル、幅2・7メートルほどのニワトリをデザインした看板だ。「子午線通過地点」という赤文字の上には「ひトリ ひトリ 安全運転を!」。交通安全を呼びかける標語がつくのも特徴だ。

 日本標準時の子午線が通るまちをPRしようと、2001年の巳年(みどし)から毎年、地元住民が干支にちなんで動物の看板を手作りしてきた。毎年10月ごろになると図案を話し合い、11月からは素材となるベニヤ板の切断やペンキ塗りの作業に入るという。

 中心となって動く、元小学校長…

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