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 「サザエさん」のテレビアニメの2400回記念となる26日午後6時からの放映で、サザエさん一家が熊本、大分両県を訪れる。熊本地震の被災地を元気づけたいと、企画された。

 フジテレビ広報部によると、同日の放映回でサザエさん一家は大分県別府市で「地獄巡り」を楽しみ、熊本県の阿蘇地方や天草地方をめぐり、熊本県御船町の恐竜博物館を訪れる。

 プロデューサーの渡辺恒也さんが熊本県出身で、地震後の昨夏、御船町などを支援イベントで訪問。「被災した人を元気づけたい」という思いで、今回の放送も企画された。地震には触れず、名所やおいしい食べ物など両県の魅力を紹介する内容になるという。

 御船町では、地震で住宅約2650棟が全半壊。応急仮設住宅や民間賃貸住宅の「みなし仮設」に約2千人が暮らす。町役場の担当者は「本当にうれしい。心の復旧・復興はこれからで、安らぎが大切になる。サザエさんが町に来てくれているのをアニメで見て、少しでも笑顔になれたら」と話す。町内の小学校などに放映を知らせるチラシを配っているという。(平井良和)