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 京都大、長崎大などの研究チームが4月から、河川に下水から流れ込んだ医薬品成分の濃度などの調査を始める。実態が分かっていない魚などの生態系への影響の解明を目指す。

 国内外の河川や下水処理水で1990年代以降、医薬品成分の検出が多く報告されている。人が飲んだ医薬品が排泄(はいせつ)されたり、未使用で捨てられたりして、下水処理場を経て河川に流れ込んでいるとみられる。

 河川から取水している浄水場の水について、厚生労働省などが2008~10年に行った調査では、解熱鎮痛消炎剤や抗インフルエンザ薬など6種類の医薬品成分がごく微量検出されたが、水道水として飲み続けても「健康影響上ただちに対策が必要なものではない」とされている。

 だが、工業用の化学物質や農薬…

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