東京都中央区の認可外保育所で昼寝をしていた1歳の男の子が亡くなった事故について、都の検証委員会が報告書をまとめました。この中で保育の質を向上させるための提言をしています。待機児童解消に向け、急ピッチで受け皿整備を進める政府と自治体にいま求められるのは何か。検証委員長の汐見稔幸・白梅学園大学長に聞きました。

 亡くなった甲斐賢人ちゃんは、乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクがあるとされるうつぶせで寝かせられ、職員がそばに誰もいない時間がかなりあった。賢人ちゃんの異変に気づくまでの間に、通りかかった複数の職員も、表情をしっかりと見たり、呼吸を確認したりしなかった。救命処置も満足に出来ず、経験の浅い職員だけで手探りで保育をしていた。

 今回事故が起きた園と、同じようなレベルの園はたくさんあるのではないか。待機児童が多い中、「保育所を開けば利用者はきてくれる」という考えのもと、質の確保を怠る園が増えている印象がある。

 毎年、十数人の子どもが保育園…

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