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 伊藤忠商事は15日、ネット通販専門のファッションブランド「UNEEDNOW(ユーニードナウ)」を立ち上げたと発表した。AKB48グループがイメージモデルとなり、グループのファンの若い女性を中心に売り込む。3年後に30億円の売り上げを目指す。

 発売されたのは、パーカ(7千円台)、Tシャツ(4千~5千円台)、キャップ(3千円台)で、黒や白を基調にロゴをあしらったデザインが多い。いずれも男女兼用。今後は女性専用、男性専用の商品も追加する予定。7月には伊藤忠傘下のジーンズ大手・エドウインと提携した商品も発売する。AKBはアジアで人気が高く、新ブランドの海外展開にもつなげたい考えだ。

 伊藤忠は、約150のファッションブランドの商標権や独占販売権を持つ。実際の店での販売に加えて、ネット通販をしているブランドも多い。今回は新たに、店舗では売らず、ネット通販に特化したブランドを立ち上げた。店を展開するコストをかけない一方で、有名タレントの知名度を生かして、売り上げを拡大する戦略だ。

 矢野経済研究所によると、2015年の国内のアパレル販売は、百貨店と総合スーパーなどが10年に比べ約3500億円減ったが、通販は約2300億円増えている。(石橋亮介)