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 大阪市営地下鉄のホームで頭突きをしたとして傷害罪に問われた大阪府の50代の会社員男性に対し、大阪地裁(渡部五郎裁判官)は15日、無罪(求刑罰金30万円)を言い渡した。

 男性は昨年4月、御堂筋線のなんば駅で、20代の男性に言いがかりをつけ、顔に頭突きをしてけがをさせたとして逮捕された。

 判決によると、被害者は乗車待ちの列に並んでいた男から頭突きされたとし、顔や服装から男性が犯人と証言した。しかし、現場から14メートル以上離れた場所で、男性とみられる人物が歩いている姿が防犯カメラに映っており、渡部裁判官は「男性を犯人と認定できないのは明白」と判断した。

 判決後、男性の主任弁護人の中村勉弁護士は「当初から防犯カメラの確認を求めたが、捜査機関は犯人だと決めつけていた」と批判した。