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 韓国大統領職を罷免(ひめん)された朴槿恵(パククネ)氏が大統領府で育てていた犬9匹の行方に、韓国で関心が集まっている。朴氏は12日に大統領府を出てソウル市内の自宅に戻ったが、9匹は残されたまま。大統領府は時機をみて、適切な引き取り先を探すという。

 朴氏は2013年2月の大統領就任時、自宅近くの住民から珍島(チンド)犬2匹をプレゼントされた。15年8月に生まれた5匹は引き取り先が見つかったが、昨年12月の大統領職務執行停止後、新たに7匹の子犬が生まれた。珍島犬は顔立ちや性質などが秋田犬と似ている。

 朴氏は自宅での飼育を断念。大統領府関係者らに9匹の引き取り先探しを依頼し、大統領府を離れた。

 これに対し、韓国の動物愛護団体が「飼い犬を遺棄したのは動物保護法違反だ」とし、警察に告発を試みる騒ぎになった。専門家の間では「公園や道路に置き去りにしたわけではない」として、同法違反とみるのは行きすぎという声も上がっている。

 大統領府関係者によれば、7匹はまだ幼く、親犬と引き離す時期でもないため、時機をみて、引き取り先を探したいとしている。(ソウル=牧野愛博)

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