[PR]

 奈良公園を訪れる外国人に野鳥観察を楽しんでもらうためのパンフレットができた。シニアの学びの場「奈良フェニックス大学」の受講生やOBでつくる野鳥観察クラブが作成した。12種類の鳥の写真に英語、中国語、ハングルで鳥の名を記し、英文で解説を添えた。奈良市内の観光案内所などで無料配布する。

 クラブは昨年、奈良で見られる身近な野鳥53種を紹介する冊子を作った。予想を上回る人気を呼び、2度増刷して2千部が売れた。今回のパンフはその収益で発行する。

 奈良観光の発信強化はフェニックス大の大きなテーマの一つだ。外国人観光客に、奈良の印象を深める方法を話し合う中で、今回の企画が生まれた。

 メンバーは奈良公園で観察会を開き、カワセミやメジロ、コゲラなど見つけやすい12種を選んだ。大きさや色、習性、鳴き声などの説明を英文で添えている。

 企画の中心になった笹野義一さんは「奈良公園は野鳥が多い。外国から来た人に、鹿だけではない奈良の自然の豊かさを知ってほしい」と話す。

 A3判六つ折で5千部を作成。県庁や奈良市総合観光案内所などで無料配布する。宿泊施設や飲食店の希望者には1枚50円(送料別)で郵送する。問い合わせは笹野さん(090・3465・6239)。(古沢範英)