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 秋田県横手市の山間地で、高齢者の買い物支援で始まった無料送迎バスの運行が17日、200回に達した。これを記念し、運行を依頼した共助組織が横手市でスーパー側に感謝状を贈った。

 バスは同市増田町狙半内(さるはんない)地区(6集落、179世帯)と同市十文字町のスーパー「ラッキー」を週1回結ぶ。この日も20人が乗車、延べの利用人数は3千人を超える。

 同地区は遠い集落だとバス停まで約3キロあり、本数も少なく交通の便が悪い。共助組織「狙半内共助運営体」が2012年の初冬から、社会実験でワンボックスカーを利用、通院・買い物支援をした。要望が多く、実験終了後も独自で継続を考えたが、道路運送法や費用の問題があり、できなかった。他地域で買い物バスの運行実績があり、スーパーを経営する「マルシメ」に相談して、13年4月に実現した。

 この日、贈呈式で花束を渡した高橋ミヨさん(86)は、ほぼ毎週利用する。高橋さんは最も遠い集落で一人暮らしだ。ひざの調子が悪くバス停までは歩けない。「このバスがなかったら、食べられない。友達もいっぱいできた」と笑顔を見せた。

 共助組織の奥山良治会長(66…

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