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■寂光院の「花鳥図」

 比叡山のふもと、大原(京都市左京区)には明治・大正期の京都画壇を代表する画家たちの作品が多数伝わります。寂光院(じゃっこういん)は平家滅亡後、清盛の娘、建礼門院徳子が余生を過ごした天台宗の尼寺ですが、彼らが描いた「平家物語」にちなんだふすま絵や掛け軸が残ります。

 ホトトギスが舞い、ツツジやカキツバタ、フジの花が咲く情景を描いたこの「花鳥図」もその一つ。平家物語にある、後白河法皇が隠棲(いんせい)中の建礼門院を訪ねた大原御幸。その際の晩春の寂光院のイメージを、三宅呉暁(ごぎょう)、谷口香●(山へんに喬)(こうきょう)、都路華香(つじかこう)、今尾景年(けいねん)の4人が描きました。谷口と都路は、竹内栖鳳(せいほう)、菊池芳文(ほうぶん)と並び、円山四条派の名手・幸野楳嶺(ばいれい)門下の「楳嶺四天王」に数えられます。

 大原を代表する天台宗の門跡寺…

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