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 大阪府阪南市の木村正雄市議(57)=無所属、5期目=が2013、14年度分の広報印刷費として受け取った政務活動費計42万円を返還していたことがわかった。収支報告書に添付された領収書に不審な点があるなどと、市内の男性(66)が住民監査請求していた。

 今月15日付の監査結果などによると、木村市議は13、14年度分の収支報告書に、政治活動を報告するビラの印刷費として、知人男性が勤める農産物直売所運営会社と農産物卸会社の領収書を添付。市監査委員は「男性との間に見積書や契約書などの書面がない」などとし、「発注、納品、代金の支払いを認めることはできない」と指摘した。ただ、木村市議が13日に全額を返還したため、市の返還請求権はなくなったと結論づけた。

 木村市議は取材に「知人にビラを作ってもらい、まいたことは間違いないが、監査請求などでお騒がせした点を反省し、返した」と話した。(中川竜児)

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