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 2021年度の県内開催が内定している国民文化祭(国文祭)への理解を深めてもらおうと、県は18日、和歌山市小松原通1丁目の県民文化会館に県民ら約800人を集めて「キックオフイベント」を開いた。

 1986年度に始まった国文祭は、美術、音楽、演劇、書などの表現者や作品が集い、「文化の国体」とも呼ばれる。この日の催しの冒頭、芸術の普及と振興のため2月に発足した「わかやま文化芸術協議会」の清水達三会長が「和歌山のためになるような素晴らしい会にするべく頑張りたい」とあいさつした。

 文化庁の内丸幸喜・文化部長は、一昨年の鹿児島県での国文祭を機に、同県内で後継者不足に悩んでいた伝統芸能が復活したケースもあったと報告。経済波及効果は開催事業費の10倍ほど期待できるとした内丸部長は「文化は経済の活性化や地域の課題解決、まちづくりに貢献する大切なソフトインフラ」と話した。

 その後、県内の文化団体のダンスや合唱のステージで会場は盛り上がった。(森本大貴)