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 「小池は東京で、籠池(かごいけ)は大阪で、鴻池は甲府で」――。国有地売却問題に揺れる学校法人「森友学園」(大阪市)をめぐって脚光を浴びた鴻池祥肇・元防災担当相(自民党参院議員)が18日、山梨県内のパーティーのあいさつで東西の「有名人」を引き合いに出し、会場の笑いを誘った。

 与野党問わず広い人脈を誇る輿石東・元参院副議長の旭日大綬章受章を祝う会。鴻池氏は発起人の一人としてあいさつに立った。東京都の小池百合子知事と森友学園の籠池泰典氏と自身を、「池」つながりで紹介した格好だ。

 鴻池氏は今月1日、籠池氏側から国との交渉の仲介を求められたことを公表。記者会見で、籠池氏夫妻から「紙に入ったもの」を渡されたと明かし、「カネかコンニャクかは知らん」と述べて物議を醸した。籠池氏側は、「商品券」だとしている。この日のあいさつでは「コンニャク」には触れなかった。

 「参院のドン」と呼ばれた輿石氏の祝賀会は、鴻池氏のほか伊吹文明前衆院議長、自由党の小沢一郎代表、民進党の野田佳彦幹事長らが発起人を務めた。多数の国会議員が出席し、菅義偉官房長官も駆けつけた。(松井望美)