[PR]

 福島県二本松市の東北サファリパークで19日、沖縄県の動物園に引っ越しすることになったホワイトライオンの赤ちゃんのお別れ会があった。時折、背筋を伸ばして遠くを見る姿に、訪れた親子連れは歓声をあげ写真を撮った。

 生後4カ月の雄でセラムと名付けられた。パークで飼育している2頭のホワイトライオンから生まれたが、母親が子育てが苦手なため、飼育員の池田敏さん(47)がミルクを与えて育てた。誕生時に1300グラムだった体重は20キロに増え、今は馬肉が好物だという。

 お別れ会で、セラムの動きをカメラで追っていた山形市の小学1年、三浦快斗くん(7)は「きれいに撮れた。かわいい」と話した。

 引っ越し先は、象の越冬で協力関係にある沖縄市の沖縄こどもの国で、23日に出発する。池田さんは「最後まで面倒をみてあげられないので、寂しい」と話した。(長谷文)