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 県都・千葉市を代表する百貨店の一つ、三越千葉店(中央区)が20日で営業を終えた。33年間、市民に親しまれ、最終日も多くの人でにぎわった。同市では昨年11月に千葉パルコが閉店しており、相次ぐ大型店の撤退に、地域経済への影響や中心市街地の空洞化を懸念する声も上がっている。

 三越千葉店は1984年、地元百貨店のニューナラヤを引き継ぐ形で営業を開始。JR千葉駅東口近くの好立地もあって売り上げを伸ばしたが、千葉そごうや郊外の大型商業施設との競合もあり、2016年3月期の売上高は126億円とピーク時の4分の1に減少。昨年9月に閉店が発表された。

 最終営業日となったこの日は、お目当ての品を探す多くの人でにぎわった。

 午後7時半。閉店セレモニーでは、北條司店長が「ご愛顧いただいたお客様のことは決して忘れません。ありがとうございました」とあいさつ。見守った多くの客から「ありがとう」という声と拍手が送られた。

 千葉市中央区の女性(62)は「若い頃、千葉にも三越ができてうれしく思ったのを覚えている。当たり前にあったものがなくなるのは寂しいですね」と話した。習志野市の会社員男性(40)は「最近は駅に近いそごうの方に行く機会が多かった。残念だけどしょうがない」と話した。

 閉店後は順次、隣接する塚本大千葉ビル内で学校制服の注文販売やギフトカウンターを開設予定。また、別の近隣ビルには得意先向けのサロンを作り、人気商品の紹介や取り寄せなどのサービスを提供する。

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