囲碁の日中韓トップ棋士とAI(人工知能)の4者総当たりリーグで覇を競う「ワールド碁チャンピオンシップ」(WGC)が21日、大阪・梅田の日本棋院関西総本部で開幕する。AIが参戦する初の国際棋戦。前夜の20日の組み合わせ抽選で、井山裕太六冠(27)は最終23日に国内最強AI「DeepZenGo」と対戦することが決まった。

 WGCには井山、Zenと、中国予選を勝ち抜いたミ昱廷(みいくてい)九段(21)、韓国ランキング1位の朴廷桓(パクジョンファン)九段(24)が出場。3日かけて総当たり戦を行う。持ち時間は一局3時間。複数の選手が勝ち星同数で並んだ場合は24日にプレーオフとなる。

 2013年以来、国際棋戦の優勝から遠ざかっている日本代表の井山は、ミとは過去に1勝0敗、朴とは2勝2敗、Zenとは初手合となる。この日の会見で、井山は「ベストを尽くせればチャンスはある。それなりに戦える手応えはある」と話した。Zen開発チームの加藤英樹代表(63)は「3日間休みなしで打ち続ける点は疲れを知らないコンピューターに有利。すごいメンバーだが1勝したい」と述べた。

 組み合わせ日程は次の通り。

 21日=井山―朴、Zen―ミ▽22日=井山―ミ、Zen―朴▽23日=井山―Zen、ミ―朴