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 防衛省統合幕僚監部は20日、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に参加する陸上自衛隊の派遣部隊が関係した交通事故が、派遣が始まった2012年以降に計約50件あったことを明らかにした。死亡事故はなかったという。

 統幕は20日、同日午前8時ごろ(日本時間同日午後2時ごろ)、首都ジュバにある宿営地の北約500メートルの交差点で、部隊のダンプカーと民間人男性が乗っていたバイクが衝突し、男性が骨折する事故が起きたと発表。部隊が関係する交通事故の公表は初めてで、過去の事故件数も明らかにした。

 20日の事故では道路補修現場に向かうダンプカーが左折しようとした際、後ろから来たバイクと接触したという。骨折した男性は現地の住民とみられる。部隊の隊員にけがはなかった。

 統幕は今回公表した理由を「派遣部隊の撤収方針が決まったことなどから国民の関心が高まっている」などと説明。過去の事故で死亡者はいなかったとする一方、負傷者がいるかどうかは「すぐにはわからない」としている。(福井悠介)