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(21日、大相撲春場所10日目)

 田子ノ浦部屋の2人はともに落ち着いた取り口で、10個目の白星を重ねた。

 高安は貴ノ岩の変化に慌てず対応し、はたき込んだ。「頭には入っていた。相手が見えていた」。風呂上がりの支度部屋で、稀勢の里の一番を見守った。その兄弟子は1度目の立ち合いが合わなかったが、「集中してやれた」。狙い通りの張り差しから玉鷲を危なげなく寄り切った。

 無敗で並走する2人。同部屋の優勝決定戦の可能性も出てきた。仮に実現すれば、1997年九州場所で二子山部屋の貴ノ浪が貴乃花を破った一番以来となる。高安は「(優勝争いを)意識しながらリラックスしてやりたい」。一方の稀勢の里は高安について「(調子は)まあいいんじゃない」と一言。刺激を受けるかと問われても無言だった。

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