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(21日、大相撲春場所10日目)

 19日に35歳の誕生日を迎えた嘉風は言っていた。「自分のスタイルを貫けなくなったらいつでもやめようと思ってます。でも、心底相撲が好きなので、なんだかんだやめられないんですよね」。この日、横綱相手に、持ち前のスピードで攻め立てた。

 鶴竜との立ち合いは互角。先に次の手を打った。右、左と突っ張って横綱の上体を起こし、空いた脇に左腕を深く差す。「過去にはたきを警戒して負けた。それなら、思いっきり前に出ようと思った」。呼吸を置かずに前へ。いったんは残られても足を止めず、相手の胸に頭をつけたまま追い詰めた。「いいところが全部出た。100万回、リプレー再生ですよ」

 歴代3番目に遅い32歳3カ月…

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