【動画】河口湖に注ぐ川を遡上するワカサギ=河合博司撮影
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 山梨県富士河口湖町の河口湖で、7センチほどのワカサギが湖に注ぐ小さな流れを遡上(そじょう)し、産卵している。川底の小石には0・5ミリほどの卵がびっしり産み付けられており、孵化(ふか)も始まっている。

 ワカサギ釣りは、冬の河口湖の風物詩。河口湖漁協は毎年春先に、約3億~5億粒の卵を北海道から取り寄せ、孵化させて放流している。育った親魚が遡上する奥川は幅2~3メートルの流れ。以前は冬から春にかけて水枯れすることが多かったが、漁協が産卵場にしたいと考え、3年前から水力発電で使った水を流してもらうようになり、流れがよみがえった。昨春から本格的な産卵が始まった。

 外川強組合長(68)は「卵の放流をしなくてもすむようになったら素晴らしい。組合員が交代で、サギやカワウに食べられないよう見守っています」。産卵は4月下旬まで続くという。(河合博司)

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